2019年度ひらめき☆ときめきサイエンス「成長することば─ことばを学んで、オリジナル絵本・小冊子を作ってみよう!」
ひらとき・多摩美主催のワークショップを多摩美術大学上野毛キャンパスで、2019年7月27日(土)に実施いたしました♪
夏休み中ということで、たくさんの小学生・中学生が受講してくださいました。
絵のパートは、アーティストで多摩美術大学大学院修了生の笹目舞さんにお手伝いいただきました。
今回のテーマは、「日頃身近なことばについて科学的、客観的アプローチを使い、絵本を作る」です。
ことばは我々の本当に近くにあり、日頃意識して捉えることが少ないと思います。
そのことばをあえて意識的に捉えることで、新たなことがたくさん見えてきます。
絵本の文章も対象年齢によっても変わってきます。
意識的に捉えてみましょう。例えば、5才程度向けであれば、平仮名、カタカナを多く、基本語彙で、分かち書きをするなどの工夫が必要です。
講義では、受講生は言語学者となって、「ことばの成長」や「ことばの科学的分析方法」について学びました。
オリジナル絵本・小冊子を作成する実習では、受講生は作家となって、どのような語彙、表記、文法を用いると良いかなど、講義で学んだ言語学的視点から文章を書き、そしてイラストや切り貼りを取り入れ、「ことば」を美的に表現することに挑戦しました。
オリジナル絵本・小冊子を作成する実習では、受講生は作家となって、どのような語彙、表記、文法を用いると良いかなど、講義で学んだ言語学的視点から文章を書き、そしてイラストや切り貼りを取り入れ、「ことば」を美的に表現することに挑戦しました。
その後で、参加者の皆さんと完成作品の発表を行い、ことばの科学的体験をしてもらいました。
自分の作品をもって記念撮影♪
前日の準備の様子
2020年度(2021/3/27)実施のひらときについても様子を後日アップいたしますね♪
「ひらめき☆ときめきサイエンス」とは、独立行政法人日本学術振興会が平成17年度より開始した事業で、大学や研究機関で「科研費」(KAKENHI)により行われている最先端の研究成果に、小学5・6年生、中学生、高校生の皆さんが、直に見る、聞く、触れることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。